【記事】篠ノ井線を考える

その他
私は先日「長野map」をアップロードした。今回はこのマップを使用し、篠ノ井線について考えてみる。
篠ノ井線とは、塩尻〜長野間を結ぶJRの路線である。建設当時は中央東線の一部であったが、その後分離された。

篠ノ井線の沿線には、塩尻・松本・長野といった大都市を結節している。このため、多くの列車が運行されている....はずである。
ここで、以下の松本駅の時刻表を見てみよう。
https://www.jorudan.co.jp/time/eki_%E6%9D%BE%E6%9C%AC_%E7%AF%A0%E3%83%8E%E4%BA%95%E7%B7%9A.html
これをみて、え???と思った方も多いだろう。なんと、松本以北は毎時2本しか運行されていないのだ。塩尻ー松本は毎時5〜6本あるのに....

そこで、篠ノ井線の配線略図を見てみよう。配線略図ネット様の配線略図がわかりやすいので、それで確認してほしい。
https://www.haisenryakuzu.net/documents/jr/east/shinonoi/
そう、なんと、長野ー松本は単線なのである!

でも、単線でも多くの本数を運行している路線はある。現に箱根登山鉄道などは、単線のくせに運行間隔が10分を切っているのだ。

ここで、篠ノ井線をsimutransで再現してその原因を探ってみた。
そして実際にダイヤを組んでみたところ、原因が見つかった。

えぇ.....

実際にダイヤを組んでみるとわかるのだが、スイッチバックはとにかく扱いづらい。特急電車同士のすれ違いはやりたくないし、貨物に至ってはさらにやりたくない。
スイッチバックでも一応すれ違いはできるが、非効率である。

このように、スイッチバックの駅・信号場が連続することが篠ノ井線増発の障害になっていると考えられる。

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