テレーの井戸端を目指して ~Simutrans交流会議~【シムトラアドカレ2022】

こんにちは。テレー、してますか?
Simutrans Advent Calendar 2022、「」日の記事は、Discordサーバー、「シムトランス交流会議」が執筆させていただきます。
 本サーバーは、Simutransをプレイ、アドオン作成する玄人から、Simutransを始めたい初心者の方まで、ありとあらゆるSimutransに関する雑談をして、Simutrans界隈全体の発展のためのサーバーです。
 本日の記事では、サーバー設立の経緯についてを、簡単に紹介させていただきたくおもいます。
 サーバー参加募集は末尾に置きますので、興味がある方は、是非にもご参加ください。未経験者も歓迎!

とまあ勧誘はあとにおいておいて、
それでは本文にまいらせていただきます……
 
 ことの始まりは、あるNetSimutransのサーバーでの雑談チャンネルでの、ある人物のこの発言から始まりました。

 Simutrans。ある動画サイトで、多種多様な交通手段を走らせ、あまつさえ動画投稿者の作成したアドオンにより船舶や列車が空を飛び交う動画で目の前にし、「これほどまでに自由、フリーダムに世界を構築できるフリーゲームがあった」のかという圧倒的衝撃を受けたあの日から、彼はドットで表され、しかし唯一無二の、自分の思い描くままに交通網を構築できるこのゲームの虜になりました。

 はや幾年。その動画が公開されたころには小学生であった彼は社会人になり、Simutransを遊ぶ側からアドオンを作りSimutransの世界を広げる側になった彼は、NetSimutransにも参加するようにもなり、ますますシムトライフを楽しんでいました。
 しかしながら、少しばかり物足りなさを感じていました。

井戸端はどこだ

 その抽象的な感覚は、複数のサーバーを見ているときに具体的なものになっていきました。それは、
「Simutransプレイヤーが気軽に会話できるとこ、ないな」
というものでした。
 Simutransについて、解説やアドオン紹介をするサイトや、NetSimutransの一ゲームごとに雑談するDiscord鯖は複数あります。しかし、それぞれ間のつながりは薄い状況でした。他のサーバーに行くにはある種の紹介がないと入れないようなところも多いのです。(Discordを用いている以上、セキュリティのためにも必要なのですが)
 さらに感じていたのは、
 「新人が少ない」
ということです。
 何分彼も始めたころは情報があっちこっちに探しに行かないとなかったりして、ゲームの操作ひとつすら実際にやりながらやっていたのです。

 そうした経験もあり、彼は次第にそうした、Simutransについて気楽に話したり質問したりする場……
日頃の雑談を、初心者から玄人から、そして海外の方もできる「井戸端」の空間のようなサーバーを設けたいという思いを強くしていきました。

サーバー、つくるズラ!

 そして、彼は自分の考えていたことをNetSimutransサーバーで皆に話し、「それはいい」「やろう」ということになりました。
 さて、新しくサーバーを作るわけですが、今回「誰でも入れる」ということにしたい。しかしながら、あまりオープンにしすぎると荒らしやスパムなどでサーバーが壊滅するおそれがありました。
 それを防ぐため、サーバーに新しく入られた方には専用の「挨拶」チャンネルに、以下四点の内容をどれか一点以上いれて、自己紹介をお願いするようにしました。
・普段の活動の確認(TwitterなどSNSのアカウントリンク/Steamのユーザー名など)
・他のSimutransサーバーに参加していること
・Simutransをプレイしていることがわかること(スクショなど)
・Simutransに興味がある方
(紹介文一例)
これが確認でき次第、主要なチャンネルの閲覧、書き込みが可能になるロールを付与することにしました。手間にはなってしまいますが、実際に活動が確認できればそれで十分ですし、これでサーバーの安全性を担保できるならこれに越したことはありません。

 そしてチャンネルは、内容別に、7つのカテゴリーに分けました。
(当初のカテゴリー分類)
 様々な用途に使ってもらえるように考慮していました。
 また、サーバー内での意見の吸い上げのため、「目安箱」と称した運営チャンネルを設けて、参加者の過ごしやすいサーバーを実現するための提案などを行えるようにしました。
 さらに、当初から海外の方がこられることを見据え、チャンネル案内を日本語と英語、二か国語整備しました。
 こうして、Discordサーバー「Simutrans交流会議」は発足したのです。
(Simutrans交流会議のロゴ)

現在

 現在、サーバー発足して7ヶ月経過し、参加された方の数は86名を数えます。
 篤志の方が、Simutrans公式フォーラムに当サーバーの招待URLを掲載したため、3名ほどが海外からの参加者となっています。
 サーバーのカテゴリー構成も一度改正が入り、現在では9カテゴリーに分類されています。
 スクショ展覧会では、参加者たちの作り上げた景色が掲載され、チャンネル名どおりになっています。
 また、当サーバーの運用のために「事務室」カテゴリーが設けられ、広範に意見を求められる体制を取りました。

交流会議のこれから

 まだ発足半年を超えた程度ということもあり、まだまだ活発なサーバーです。交流会議という新たなSimutransコミュニティーとして、なにかイベントなどを行えるようになればと考えています。
 ついで、Simutransのプレイ人口を増やすことも、交流会議の維持に必要になると考えます。フリーゲームであるため、国内での認知度はやはりリアルな表現に富むSimcityやA列車で行こうシリーズには一日の長があり、さらにゲームの操作についての説明もサイトを見てやらないと初見ではわかりにくいところもあります。最近ではSteamからプレイすることもできるそうです。
 そしてアドオンを入れて遊ぶ、となると、本体もアドオンも自分でインストールし、解凍する必要があり、そういった意味ではなかなかとっつきづらいゲームであるのかもしれません。
 交流会議では、こうしたSimutransの現状をよりよくしていきたいと思っております。

最後に

 今回、Advent Calendarという場を借りて、Simutrans交流会議の発足の経緯について綴らせて頂きました。
 このドイツ生まれのフリーゲームも、今年で四半世紀の歴史を迎えました。本国ドイツよりもどこよりも、Simutransについての活動が活発な国は日本らしいですね。先人たちが楽しんで遊び倒し、Simutransの可能性を広げていった(箱積駅舎や空間軌道、果ては分割併合を可能にしたOTRPなど)のが要因なのかもしれません。
 まずは楽しむ。Simutrans交流会議はそれを手助けしたりできるよう、邁進していきます。

(文責・管理人)


 さあそこの貴方!今すぐDiscordにアカウントを作成し、Simutrans交流会議に参加しませんか!?
↓参加URLはこちらの記事から↓!!!!!!!(ダイマ)
https://simutrans-portal.128-bit.net/articles/simutrans-interact-meeting

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